安全で高度な技術を通じて、社会インフラを支え、業界の未来を切り拓く
このたび、一般社団法人日本コンクリート切断穿孔業協会(JCSDA)の理事長を拝命いたしました。平素より協会活動にご理解とご支援を賜っております会員の皆様、関係各位に心より御礼申し上げます。
当協会は、コンクリート構造物の切断・穿孔工法の普及と技術向上、安全作業の推進を通じて、業界の発展と社会への貢献を目的として活動してまいりました。私たちの仕事は、社会インフラの維持・更新、防災・減災、都市再開発など、日本の未来を支える重要な役割を担っています。しかしながら、その社会的意義に比べ、業界の認知度や評価はまだ十分とは言えません。私は理事長として、まず「業界の社会的地位向上」に力を注ぎたいと考えています。私たちが持つ高度な技術力、安全への取り組み、社会への貢献を積極的に発信し、発注者や元請企業、そして社会全体から正しく評価される業界を目指します。
また、将来を担う若い世代から「この仕事に挑戦したい」「この業界で働きたい」と思ってもらえる魅力ある職種づくりにも取り組みます。そのためには、会員企業が適正な利益を確保し、安全教育や人材育成、設備投資に継続して取り組める環境が必要です。過度な価格競争や、自らの首を絞めるような安値受注は、結果として安全や品質、人材育成への投資を困難にし、業界全体の発展を妨げることにつながります。私たちは自由で健全な競争を尊重しながらも、業界全体の価値向上という共通の目的のもとで協調し、適正な施工価値が正当に評価される市場づくりを進めていかなければなりません。
JCSDAは、会員各社が切磋琢磨しながら技術と安全を高め、互いに学び合い、業界全体の発展を目指す場であり続けたいと考えています。会員の皆様をはじめ、関係各位のお力添えをいただきながら、次の世代に誇れる業界づくりに全力で取り組んでまいります。今後とも一般社団法人日本コンクリート切断穿孔業協会へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
当JCSDAはダイヤモンド工具を用いたコンクリート構造物の切断・穿孔工法の普及改良に努め、安全で高度な技術を確立することにより、社会的貢献と会員相互の親睦を図ることを目的としています。
当協会は上記の目的を達成するため、以下のような事業活動を行ってまいります。
技術情報の共有
ダイヤモンド工具を用いたコンクリート構造物の切断・穿孔工法の技術・提案力を確立し、技術の向上や新技術の開発に努めるとともに、会員相互で情報を共有します。
安全性の意識
建設現場では今、より快適に、より安全に施工することが求められています。当協会では建設作業に携わる全ての方々に、コンクリート切断・穿孔工法の正しい施工方法や安全の重要性を周知し、安全と安心を提供するさまざまな取り組みを行っています。
建設業界での地位向上
会員活動により、ダイヤモンド工具を使用したコンクリート切断・穿孔工事が優れた技術として認められ、積算資料の作成や安全講習会の開催により、ダイヤモンド工法業界の存在が認知されております。コンクリート切断・穿孔工事の普及と改良を進め、更なる会員の地位向上に努めます。
環境に優しい技術
建設業界では騒音・振動・粉塵などの環境問題と常に背中合わせの状態で、その対策に苦慮していました。そこで自然の環境を破壊することなく、人と環境にやさしい技術で、未来の都市再生のために大きな力を発揮します。
ニーズに合った技術提供
コンクリート構造物は老朽化が進んでおり、社会問題となっています。老朽化を防ぐための補修工事や耐震免震工事をスピーディーに行い、優れた技術で被害を未然に防ぎ、安全・安心な社会作りに貢献しています。